平成26年6月11日、互輪会は小金井市内で名門小金井カントリークラブに隣接する小金井公園内の「江戸東京たてもの園」の見学と、付近のハンバーグレストランで昼食をとることになりました。(文中の写真4枚はは江戸東京たてもの園のパンフレットに掲載のもの)
  JR武蔵小金井駅に10:10集合、タクシーにて江戸東京たてもの園へ。豪雨も心配な天気でしたが、風も吹かず静かな見学日和?でした。「江戸東京たてもの園」は1993年、東京都が江戸東京博物館(両国)の分館として建設したもので、7haの中に30棟を移築している。右写真は「旧光華殿」で1940年(昭和15年=紀元2600年)皇居前広場に建設された式典用の建物で、壁がない建物だった。翌年現在地に移築され、壁も取り付けられ、「光華殿」と命名されました。
ビジターセンターとして江戸東京たてもの園の入り口になっております。光華殿を入るとすぐ大砲が一門。明治から戦前まで、毎日正午に「ドーン」と鳴らしておりました。土曜日、サラリーマンはこの音を合図に仕事を止め、「半ドン」と言われるようになりました。
  「高橋是清邸」は港区赤坂にあった邸と庭の一部を復元しております。組井筒からの流れと雪見型灯籠などの景観を再現しております。本邸の二階が昭和11年2月26日の事件現場になりました。南面には多くのガラスをはめこみ、庭がよく見えるようになっております。
ガラスは当時大変貴重で高価な物でした。表面を平らにする技術がなく、凸凹です。
  「万世橋交番」(推定明治後期)
正式名は「須田町派出所」で、この建物のみ、そっくり移転されました。(レンガ造りのため分解できない?)日新火災本社ビルの近くにあった?
 下手な解説は以上で終了しますが、ボランティアの説明(よく勉強されており、大変素晴らしく、飽きることがない)を聞きながら見学すると、展示物が多く、あっという間に2時間を過ぎ、一部を見逃すことになってしまいました。関東大震災後の江戸下町の様子も窺がえ、大変有意義な見学でした。江戸東京たてもの園を見学後、近くのハンバーグレストランで牛100%のハンバーグを食べ、小金井市が運営するCoCoバスでちんたらちんたら100円で武蔵小金井駅到着。
江戸東京たてもの園は、400円(65歳以上200円)、月1回無料の日もある。
下の写真は東京支部写真同好会の高橋会長撮影
万世橋交番 銭湯「子宝湯」の富士山
外人もちらほら 高橋是清邸の南面ガラス(凸凹)
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