第35回東京支部旅路会
 『奥信州秘境』めぐり
ーまだ見ぬ絶景を求めて更なる奥地へー
2013.6.2〜6.3  1泊2日
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参加者全員記念写真
 御射鹿池にて
         後列     松田・木村
         前列     木下・東・橋・佐瀬   の皆さん
 旅行コース地図
 
 
【第1日目】 平成25年6月2日(日)晴れ
JR新宿駅発(あずさ5号) 〜 JR茅野駅 〜 御射鹿池(ミシャカイケ)散策 〜 高瀬渓谷(高瀬ダム)散策 〜白馬栂池(ハクバツガイケ)温泉 
 6月2日()朝、天気予報は雨。しかし会員の行いが良かったのか空梅雨の為か天候は晴れ。新宿駅の集合場所には6名の元気な会員が定刻7時40分には集り、他のグループと合わせ総勢36名、添乗員の注意事項を受けて、歌謡曲の歌詞と同じで「午前8時丁度のあずさ5号で旅立ち」ました。途中富士山などを眺めながら10時過ぎにJR茅野駅に到着、早速地元観光バスに揺られて初めての観光地、標高1,528mに佇む@『御射鹿池』(ミシャカイケ)です。まさに奥信州秘境の場所で、この地は東山魁夷画伯の【緑響く】が描かれた有名な場所でもあり、さすがに名画伯が選んだ場所、静寂さの中に緑の木々と湖面の写り込み、どこをとって文章にしようとも私の拙文では表現をすることが出来ません。どうか【旅行写真集】をご覧下さい。
 次の訪問地は少し離れていますが、これまた秘境の地で、高瀬渓谷にある東京電力のA『高瀬ダム』です。この地は東京電力の敷地内で、普段はゲートで閉ざされており、散策をするには許可証がなければ訪れることが出来ない場所です。観光バスも入れず、地元ハイヤーに4人ずつ分乗してダム湖まで15分余り、到着した場所がまた絶景で、周囲に残雪をいただく烏帽子岳・野口五郎岳・真砂岳などに囲まれ、遠くにはチョコット槍ヶ岳も見られエメラルドグリーンの湖面と相まってこれぞまさに絶景!!!。トンネルをくぐり不動沢の吊橋を渡り濁沢の滝が見える場所まで散策をしました。この広い場所に私達グループ36名+添乗員だけで、まさにここも秘境です。
 宿は白馬栂池温泉の別荘が林立する小ぶりのホテルで、ホテルオークホレストに泊まりました。天然風呂で旅の疲れを癒し、ビールで乾杯したあと、山菜料理に舌鼓をうち、健康のこと、病気自慢など談義は続きましたが、明日に備えお休みとなりました。皆さんの酒量が昔と違い少なくなりました 。
 
 @ 『御射鹿池』(ミシャカイケ)の散策
 東山 魁夷画伯 『緑響く』へ  http://www.npsam.com/about/kaii_shinsyu/kaii_shinsyu01.php へのリンク
 
 
A 『高瀬渓谷と高瀬ダム』の散策 
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【第2日目】 平成25年6月3日(月)  晴れ
B白馬栂池温泉 〜 青鬼(アオニ)の里散策 〜 稗田山(ヒエタヤマ)散策 〜 高浪の池(タカナミノ池)散策 〜 いこいの里不動滝散策 〜 JR長野駅(あさま542号車) 〜 JR大宮駅・東京駅にて流れ解散
 朝6時半目を覚ますとホテルの窓から残雪をいただいた五竜岳の雄大な景色が目に飛び込んできました。
朝風呂に入り朝食後、大きな荷物はホテルに預けて玄関先で記念写真を撮り今日はマイクロバス2台に分乗して出発をしました。どうしてマイクロバスの狭い座席にと思い聞きましたら後で判りますよと。今日は奥信州の秘境を訪ねるので大型バスでは道路が狭く入れないそうです。今日も期待が出来そうですねーーー。
 地元のガイドをお願いして、雪が残る白馬の山々と棚田・古民家があるB『青鬼の里』(アオニノサト) の散策です。「お善鬼様の里(オゼンキサマノサト)」と云う古民家を訪ね昔の家の形態などを見学して、坂道を暫らく登ると珍しい棚田の現れて、後ろを振り返るとなんとまー残雪の鹿島槍・五竜岳・爺ケ岳など後立山連峰の神々しい美しさにただ見とれるばかり、足元には色々な道祖神、庚申塚など点在しておりました。
 次の訪問地はC『稗田山』です。日本三大山崩れの1つで明治44年(1911年)8月8日1つの山が突然1夜にして、跡形もなく崩れ土石流が1集落を飲み込み23名の尊い命が亡くなられたそうです。山崩れは今も少しづつ続いており、むき出しの山肌は異常で観測塔もありました。マイクロバスが1台しか通れない狭い道を散策しましたが私達のグループ以外訪れる人・車等はなくここもまさしく秘境です。
 予定では『鎌池』の予定でしたが、未だ雪深く進入禁止なので予定を変更して新潟県境にあるD『高浪の池』で昼食E『いこいの里・不動滝』を散策、滝壺まで続く急坂を歩き足が棒になってしまいました。
 帰途に着き『長野』駅から新幹線に乗車し、車内で夕食(釜飯)を済ませ大宮駅・東京駅で流れ解散となりました。
 
B 『青鬼(アオニ)の里』の散策 
 
C 『稗田山』の散策 
『稗田山崩落』のHPへ http://www2.ueda.ne.jp/~moa/hieda.html へのリンク
 
D 『高波の池』の散策 
E『いこいの里・不動滝』の散策 
 
帰途風景 
 今回の奥信州秘境の旅は、今までの「旅路会」と異なり訪れる人もまばらな秘境の連続で、幹事さんのアイデアのお陰で本当に楽しい思い出に残る旅行となりました。本当に有難うございました。
 次回からみつわ会東京支部「旅路会」では年1回、2泊3日開催となる模様です。 
「旅路会」では、新会員を募っており、私達と一緒に出かけてみませんか?お待ちしております。
 皆さん次回の「旅路会」を楽しみに、お健やかにお暮らし下さい。
拙文・写真  東  次胤 
最後までご覧いただき有難うございました。
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『奥信州秘境の旅』写真集 
『御射鹿池』の遊ぶ鳥
『御射鹿池』の映り込みとさざ波
 
『高瀬ダム風景』(槍ヶ岳がチョコと見えました)(槍見台の階段にて) 
 
『高瀬ダム』不動沢  (吊り橋より)
 
白馬蒲池温泉 ホテル付近の風景 
 
 『青鬼の里』 棚田と後立山連邦風景 (1) 
 
   『青鬼の里』 古民家と後立山連邦風景 (2) 
 
 『稗田山』の崩落風景
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