平成27年度の東京支部総会は、5月27日(水)午後2時30分から日新火災御茶ノ水本社12階会議室にて37名の会員が参加して開催されました。

総会に合わせて、講演会、春季懇親会も開催されましたのでその概要をお知らせいたします。

第一部　講演　「日新火災の事業戦略」（午後2時30分〜3時30分）

　　　　講師   日新火災代表取締役専務執行役員　横川卓事氏

講演に先立ち、水上みつわ会東京支部長より横川専務のプロフィールを紹介。専務は1980年入社以来ほぼ一貫して営業畑を歩み、現在は営業と損調が一体となった事業部を担当されご活躍されています。

横川専務の講演

みつわ会の皆さんには、会社を卒業されて10年、20年とたち、その間における日新を取り巻く環境の変化に大変心配されていると思われますので、日新の現状と将来をどのようにしていきたいかを本日のテーマとしてお話しして行きます。

講演は、プロジェクターと資料を基に、

2000年以降の損保業界再編

3メガ損保の概況と日新火災の立ち位置

日新モデル・日新モデルで取り組む販売網対応

増収施策（既存代理店、プロチャネルの増大）

商品戦略（リテール特化・独自商品開発）

事故発生時の代理店の対応と会社との協働

成果（2014年度予算達成率100％）

2020年に目指すべき姿（2018年からの次期中期計画。強く光り輝く会社）

等について、各項目を日新の現状を業界とも比較して説明いただき、現在日新モデルを核に、お客様を大切にする新たな販売網を築き上げていく。代理店さんには規模ではなくお客様対応を適切に行える機能を求め、事故時には会社と協働でお客様対応行うなど各種施策を具体的にわかりやすく話され、会社の現状が理解できた講演であった。

そして、出席会員の多くが自分達の時代では考えられない募集網体制やマーケットの変貌に驚きましたが、“現役社員には日新のビジネスモデルをさらに生かし頑張ってほしい”と心でエールを送りながら講演に聞き入りました。

第二部　総会（午後3時45分〜4時45分）

議案書に基づき以下の議案を審議した結果、いずれも全会一致で承認された。

「26年度一般経過報告」

水上支部長より26年度各種行事の実施状況を、また同好会では各幹事より活動状況が報告された。

「26年度決算」

収入では、繰越金1,981千円、本部からの交付金283千円、支部会費等会費収入1,076千円、その他10千円の合計3,350千円

支出では長寿祝い金450千円、行事運営費423千円、地区会・同好会への活動補助金365千円、その他2千円の合計1,240千円

結果、収支残2,110千円を27年度への繰越金とした。

「27年度事業計画」

なお、今年度の夏季懇親会は、9月9日上野御徒町の吉池にて実施。詳細は別途案内

「27年度予算」

26年度決算と同様、収入では、繰越金2,110千円、本部交付金284千円、支部会費等会費収入1,068千円、の合計3,462千円

支出では長寿祝い金410千円、行事運営費460千円、地区会・同好会への活動補助金430千円、予備費・その他110千円の合計1,410千円

結果、収支残が2,052千円見込まれ28年度への繰越金とする

なお、各地区会は毎年多くの会員の参加を得、東京支部としても重視する活動である。今後も各地区会員の身近な交流、活動を援助していきたい。近年消費税のUP等地区会参加費の上昇を招いているため、27年度予算では３地区会一律20千円の補助額を増額した

「役員の選任」

長年支部幹事を務めました藤井氏から退任の申し出があり、後任幹事として的野了治氏を選任

なお、水上支部長より、決算ならびに予算に対し、現状は充分な収支残を有すが、少子高齢化のごとく80歳以上の会費免除会員に比べ新会員の加入が少ない。これからは繰越金も漸減していき、2020年を超えるころから厳しい財政運営になる見通しである。との補足説明がなされた。

第三部　春季懇親会（午後5時00分〜6時20分）

「春季懇親会」は午後５時から12階会議室にて、村島社長をはじめ多くの会社役員も出席いただき開催しました。

冒頭村島社長から、会社はかってない良好な決算結果であるとの説明と引き続き全社一丸となって頑張って行くという決意のご挨拶があり、続いて水上支部長の挨拶のあと木村勉さんによる乾杯のご発声で、和やかな懇親の場が繰り広げられました。

例年に比べ参加者の少なさが気になったが新しい顔ぶれである本多則人さん、有賀克明さんのご挨拶、そして中川あつ子さん、長谷川静秋さん、松本廣一さんも参加いただきました。各自久しぶりの再会に近況を確認し、とても、楽しいひと時を過ごせたようです。そして新幹事である的野さんの中締めを経てお開きになりました。

最後に、総会、ならびに懇親会の準備設営にあたり、人事総務部のみなさんに大変ご協力いただきましたことお礼申し上げます。