

平成23年度の東京支部総会は、４月２８日(木)午後３時から日新火災御茶ノ水本社１２階会議室に４５名の会員が参加して開催された。今年は東日本大震災の関係で懇親会を中止、二部構成で行われた。第一部の講演会は村島常務取締役より、中期経営計画最終年度を迎えての「当社の現状と戦略」をテーマに、講演をいただいた。最初に大震災関係で、全社員の無事が確認できたこと、当社保有契約２万件のうち事故受付は本日現在１万１千件強、支払２００億円の見込みであること等の報告があった。
次に業界情勢としては３グループによる元受競争の激化、全社的に損害率が悪化していること、全社保険料値上げラッシュが続き、自動車、傷害系がアップしている。当社はトップライン増収率業界２位、損率の改善と保険引受利益をいかに上げていくかが最大の課題であり、戦略として①地域に根ざした中小規模代理店（スカウトプロ代理店）の開発、②営業・損調一体による損害保険サービス業（組織改編実施）への進化を目指しているとの説明があり、当社ならびに業界を取り巻く厳しい環境がよく理解できた。
第二部の総会では２２年度一般経過報告・２３年度事業計画等が審議された。中でも同好会・地区会活動が活性化していること、同業他社OB会と比較して当会の手作り運営が成功していることが報告された。今年は役員任期途中であるが、会計監事の三平　市郎さんが退任し、後任として高橋　諒さんが新会計監事に選任された。
４時１５分から宮島社長にご出席いただき、東日本大震災、業界および当社の状況等説明をいただいた。大震災では東京と仙台の２本部を中心に５月２０日をめどに立会いを完了、支払いはその後迅速に対応する。業界全体では収益構造に悩みあり。当社は自動車新商品「ユーサイド」に期待、国内のリテールでは品質、サービスでトップクラスを維持したい。当社は路線に迷いなし、全社一丸となって頑張って行くので引き続き支援をお願いしたいとの説明があった。

受　付　風　景




講演　　｢当社の現状と戦略｣　　　日新火災村島常務取締役





講演会会場風景



沖　東京支部長　経過報告	山口東京支部事務局長

磯貝　常任幹事	佐瀬　・藤井両副支部長・山口事務局長

平成２２年度一般経過報告と２３年度事業計画の審議風景

囲碁同好会　春日井さん	旅路会同好会　木村さん

謡曲同好会　池田さん	パソコン同好会　門脇さん

地区会・同好会活動報告

新会計監事　髙橋　諒　さん挨拶	来賓　　日新火災　宮島社長　挨拶


最後までご覧いただき有難うございました。
写真の提供は写真同好会の三木さんでした。